iPhone13とiPhone14の全体スペックを比較
項目 | iPhone13 | iPhone14 |
---|---|---|
画面サイズ | 6.1インチ | |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB | |
生体認証 | Face ID(顔認証) | |
防水・防塵 | IP68等級 | |
5G対応 | ◯ | |
カラー |
スターライト ミッドナイト (PURODUCT)RED ブルー ピンク グリーン |
スターライト ミッドナイト (PURODUCT)RED ブルー パープル イエロー |
本体サイズ |
高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm |
高さ:146.7mm 幅:71.5 mm 厚さ:7.8 mm |
重さ | 173g | 172g |
プロセッサ |
A15 Bionic 6コアCPU 4コアGPU |
A15 Bionic 6コアCPU 5コアGPU |
アウトカメラ |
■メイン 1,200万画素 F値1.5 ■超広角 1,200万画素 F値2.4 |
■メイン 1,200万画素 F値1.6 ■超広角 1,200万画素 F値2.4 |
インカメラ |
1,200万画素 F値2.2 オートフォーカスなし |
1,200万画素 F値1.9 オートフォーカスあり |
Photonic Engin | なし | あり |
バッテリー |
ビデオ再生:最大19時間 ストリーミング:最大15時間 オーディオ再生:最大75時間 |
ビデオ再生:最大20時間 ストリーミング:最大16時間 オーディオ再生:最大80時間 |
ビデオ |
4Kビデオ撮影 シネマティックモード(1080p) ドルビービジョン対応 シネマティックモード |
4Kビデオ撮影 シネマティックモード(4K HDR) ドルビービジョン対応 シネマティックモード アクションモード |
衝突事故検出 | なし | あり |
比較表はスペックの一覧を比較する時には便利ですが、どの項目がどれくらい変わっているかの判別はよく見ないと難しいです。
というわけで、iPhone13とiPhone14のスペックで違う所だけを下記しました。
- 端末のカラー
- 本体サイズの厚さが0.15mm iPhone14が厚い
- 重さが1g iPhone14が軽い
- プロセッサのGPUのコア数がiPhone14の方が1つ多い
- メインカメラのF値が0.1 iPhone14が優れている
- インカメラのF値が0.3 iPhone14が優れている
- iPhone14はPhotonic Engineによる画像処理の質が向上
- iPhone14ではインカメラにオートフォーカス搭載
- ビデオ再生時間が1時間iPhone14の方が長い
- オーディオ再生時間が5時間iPhone14の方が長い
- iPhone14には4K HDRのシネマティックモードが追加
- iPhone14には手ブレを抑えるアクションモードが追加
- iPhone14には衝突事故検出が追加
iPhone13とiPhone14の端末カラーを比較
iPhone13とiPhone14のそれぞれのカラーバリエーションは以下の通りです。
- iPhone14:ミッドナイト/スターライト/PRODUCT(RED)/ブルー/パープル/イエロー
- iPhone13:スターライト/ミッドナイト/(PURODUCT)RED/ブルー/ピンク/グリーン
iPhone13とiPhone14の本体サイズ・重さを比較
iPhone13とiPhone14の高さと幅は一緒ですが、厚さと重さが違います。
iPhone14の方が0.15mm厚く、1g軽いです。
モデル | 本体サイズ | 画面サイズ | 重さ |
---|---|---|---|
iPhone 13 | 146.7mm × 71.5mm × 7.65mm | 6.1インチ | 173g |
iPhone 14 | 146.7mm × 71.5mm × 7.80mm | 6.1インチ | 172g |
iPhone14の方が厚みがあるのに、重さは1g軽いのは意外ですね。
おそらくパーツの何かで軽量化を計ったのでしょう。
1gの重さの違いはともかく、厚みは結構気になるポイントです。
手に持った時のフィット感や、ポケットに入れた時のパンツの形が気になる方は、発売を待ってから実際に手にとって決めましょう。
iPhone13とiPhone14のプロセッサを比較
どちらも同じA15 Bionicを搭載していますが、実はGPUのコア数が違います。
モデル | チップ | CPU | GPU |
---|---|---|---|
iPhone 13 | A15 Bionic | 6コア | 4コア |
iPhone 14 | 5コア |
iPhone13のGPUのコア数は4つですが、iPhone14のGPUのコア数は5つです。
引用元:A16 Bionicチップの性能はどのくらい進化した?A15と比較してみた
GPUのコア数が5つのA15 Bionicを搭載しているのは、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Maxの2機種です。
つまり1年前に発売されたiPhoneのProシリーズのプロセッサと同じになります。
負荷が高いゲームをする方はiPhone13よりも、iPhone14を買うべきですね。
iPhone13とiPhone14のカメラ性能を比較
iPhone13とiPhone14それぞれのカメラ性能は以下の通りです。
アウトカメラの性能
- iPhone13:デュアルカメラ(メイン:1,200万画素 F値1.6/超広角:1,200万画素 F値2.4)
- iPhone14:デュアルカメラ(メイン:1,200万画素 F値1.5/超広角:1,200万画素 F値2.4)
インカメラの性能
- iPhone13:1,200万画素 F値2.2
- iPhone14:1,200万画素 F値1.9
レンズの数と役割・画素数は変わりありません。
しかし、よく比較するとF値が違うレンズがあります。
F値が小さいとよく光を取り込めるため、iPhone14の方が明るい写真が撮れます。
明るい所よりも、暗い所でその効果は強く実感できるでしょう。
また、インカメラにおいては、オートフォーカス機能が実装されました。
固定焦点だった今までのiPhoneより、インカメラでの撮影で自撮りのピント合わせが楽になります。
iPhone14に搭載されたPhotonic Engine
iPhone14ではiPhone11から搭載されていたDeep Fusionをさらに進化させたシステムが導入されました。
Photonic Engineとは画像処理技術のことで、非圧縮画像(データをいっぱい持っている画像)のより早い段階で、美しい画像を組み立てるDeep Fusionを実行しています。
その結果、暗い場所においても最適な色合い明るさの画像を作れるようになりました。
Photonic Engineについてもっと詳しく知りたい方は下記のサイトをご覧下さい。
iPhone13とiPhone14のバッテリー性能を比較
iPhone13とiPhone14バッテリー性能についてはほぼ変わらないと言えます。
モデル | ビデオ再生 | ビデオ再生(ストリーミング) | オーディオ再生 |
---|---|---|---|
iPhone13 | 最大19時間 | 最大15時間 | 最大75時間 |
iPhone14 | 最大20時間 | 最大16時間 | 最大80時間 |
差 | 1時間 | 1時間 | 5時間 |
ただしオーディオ再生のみ、75時間から80時間と大きく伸びています。
バッテリー性能が伸びている理由としては、消費電力が抑えられたか、バッテリーの性能自体が上がったと考えられます。
iPhone13とiPhone14の動画撮影を比較
iPhone13とiPhone14の動画撮影を比較すると、大きく2つ違いがあります。
- iPhone14ではシネマティックモードで4K HDR撮影が可能
- iPhone14ではアクションモードが追加
1つ目のシネマティックモードから解説します。
まず、4K HDR撮影の効果をざっくり言うと美しい動画が撮れるようになることです。
4KとHDRのそれぞれの用語を理解しましょう。
4Kは解像度の話で、映像のきめ細やかさに影響があり、HDRは輝度の話で映像の明るさに影響があります。
つまり、シネマティックモードでも高精細(4K)で明るさの表現の幅が広い(HDR)動画が撮れるのがiPhone14のです。
iPhone14に搭載されたアクションモード
iPhone14シリーズで初めて搭載されたiPhoneの新機能です。
動画撮影の最も進化した機能と言っても過言ではありません。
仕組みは画角を狭くしていることから、遊びの部分を多くとることで、ブレを少なくしている、と考えられます。
いくつか注意点があり、シネマティックモードとの併用はできません。
また、アクションモード使用時は4Kの撮影はできず、2.8Kでの撮影となります。
Appleのユースケースでは、山道を歩く時や子供を追いかけて撮影する時があげられています。
ブレが気になる時に使ってみましょう!
iPhone13とiPhone14の生体認証を比較
- iPhone14:Face ID(顔認証)
- iPhone13:Face ID(顔認証)
iPhone14もiPhone13と同じくFace ID(顔認証)のみの搭載となりました。
一部、指紋認証が復活するとのリーク情報もありましたが、指紋認証は搭載されませんでした。
指紋認証の搭載を期待していた方も多いと思うので、この点は少し残念ですね。
iPhone13とiPhone14の防水・防塵性能を比較
防水・防塵性能
- iPhone14:IP68等級
- iPhone13:IP68等級
iPhone13がIP68等級の防水・防塵に対応していたため、iPhone14に関しても同様にIP68等級の防水・防塵に対応しています。
スマホは細かいホコリの舞う外や水回りで使用することも多いので、しっかりとした防水・防塵に対応しているのは安心できますね。