中古のiPadなら、安価で購入できコスパの良い買い物ができますが、いくつか気を付けたいこともあります。
購入してから不具合が発生するなど、後悔しないように、事前にチェックすべきポイントを把握しておきましょう。
1.商品の傷、汚れ具合はどうか
中古iPadはどうしても前の使用者によって、傷・汚れなどの劣化具合が異なります。
ひと口に中古のiPadといっても、新品同様の美品もあれば、傷や汚れの多いものもあるなど、商品の使用感にはバラツキが生じます。
傷や汚れといった使用感が気になる場合は、中古ショップなどでの商品状態の「ランク」を参考にしましょう。
多くの中古ショップでは、商品の状態ごとにAランク~Cランクといったように格付けされており、美品が欲しい場合はAランク以上のものを選ぶのがおすすめです。
新品に使い未使用品や美品の場合、Sランクとして販売されているケースもあります。
もしくは店頭展示品やキャンセル・返品されたiPadを「Apple公式が点検・整備」して再販される「Apple認定整備済製品」という選択肢もあります。
2.モデルが古過ぎないか
古いモデルほど安価に購入しやすくなりますが、あまりにも古いモデルの購入は避けましょう。
iPadのOSのサポートは、発売から5~6年ほど。サポート対象外になった古いモデルは、非対応アプリの増加・セキュリティリスクの上昇などのデメリットが生じるため、比較的新しいモデルを購入しましょう。
具体的には、OSのアップデートに対応できる「最新モデルから3年以内のモデル」がおすすめです。
5年前のモデルのようにサポート対象外が目前のiPadは、購入してもすぐにOSのアップデートができなくなるため、安全・快適に使用できる期間が短くなっています。
またアプリに対応していても、最新ゲームをプレイするとカクつきが多いなど、スペックが追い付かない可能性も考えられるでしょう。
安いからと何世代も前のモデルを購入すると、性能的に今の環境に付いてこられず、使いにくく感じるかもしれません。
3.バッテリーが古くないか
大なり小なりバッテリーの劣化が進行していて、充電の減りが早くなっている点には注意しましょう。
iPadに使用されるリチウムイオンバッテリーは、充電と放電を繰り返すうちに劣化していくため、使用しているうちに充電の減りが早くなったり100%充電できなくなったりしやすくなります。
バッテリーの劣化具合は前の使用者が、どのくらいの頻度で充電していたかによるため、新しいモデルだからといって、必ずしもバッテリーが劣化していないとは限りません。
外出時に使用したい場合や長時間使用したい場合などは、バッテリーの劣化が気になりやすいでしょう。
劣化が気になる場合は、中古ショップで販売情報として表示されているバッテリー容量を参考にして購入するのがおすすめです。